動けるうちが花

株とかオタ活とか日常とか

知り合いの通夜で思う事

昨日の夕方、夫は知り合いの通夜に行ってきました。
バブル真っただ中のサラリーマン時代の取引先の同年代で、そちらの会社は夫の会社より大きな会社でしたから倒産する事も無く今に至っています。
夫が現在仕事もらっている会社はその会社の下請けなので、同じ業界にはいたのです。
年賀状のやり取りも続いていました。


建設系ですから、現場によってはばったり会う事もあったようで(彼はかなり出世していました)そんな日は軽い愚痴のようなものをつぶやいたりもしていました。
自分は作業着、向こうはスーツ。
現場作業員の夫と、方やまあまあ大きな建設会社の役員。
言葉のはしはしに何となくな差別意識を感じていたのかもしれません。


建築業界は広いですが、職人は半年くらいで現場を渡り鳥のように移動しますので、昔の知り合いに何年か振り何十年か振りに再会したりします。
亡くなった彼とは会社繋がりで割と会っていて、直近では1年くらい前に現場で会っていたそうで、その時にかなり瘦せていて驚いたんだとか。
がんじゃないのかと思ったそうですが、聞くのもリアルすぎて躊躇ったそうです。
その後に人づてに聞いたのが大腸がんで入退院を繰り返していた事。
通夜にいた顔見知りに聞くところによると、年末に退院して家族と過ごしていたようです。


近年は大きな災害も多く、急なお別れもあります。
彼は自分の寿命を知り得て最後に家族と過ごせただけでも良かったのかな。
彼の死は夫にとって考えさせられる事も多いようで、帰宅してからはなんか静かでした。


私たちの世代になると同級生や同世代の知り合いの悲報を聞くのも多くなってきます。
自分次第でどうにかなるのは健康面だと思うので、なるべく気を付けて見てあげようと思います。
タバコも酒も昔に比べればほどほどになっていますけど止めていませんしね。


でもただただ長生きすれば良いわけでもありませんし、子どもたちに迷惑かけない死に方したいと夫婦で思っています。



理想はピンピンコロリですね。
母方の祖父は9年寝たきりの自宅介護で祖母の負担は半端無かったし、私の母は10年以上の闘病と数年の認知症で兄は早期退職を余儀無くされました。


ピンピンコロリしたい。
本当にソレ